目的
このコンテンツの目的は,円柱や円錐は平面の回転によって構成される立体(回転体)だということを生徒が理解できることです。線分の集合でも円柱や円錐は構成されますが,面の移動によれば立体の中が詰まります。これが線分の集合による構成と異なる点です。見かけ上は同じですが,構成の方法によって性質が変わる具体を,観察を通して理解を図ります。
具体物を使って回転させることと比べ,軌跡が残るので,どのような立体になるのかとらえることが容易です。また,回転軸から離れている図形を回転させる場合(トーラス形)は,cabri3Dだからこそ可能な観察でもあります。
最後のスライドには,身の回りに見られる回転体の写真を紹介してあります。これには,回転体がどのような場面で見られ,どのよう場面で有効に使われているのかということに目を向けてほしいという意図があります。
対象学年及び時期
中学校1年:立体図形の構成
パワーポイントの使い方
各スライドの「ノート」に記載してありますので、ご参照ください。