Cabri 3Dで円錐を描きながら、立体を観察しよう。
概要 「平面の平行移動による立体の構成」

学習内容 … 学習活動  教師の指導・援助 … 教師の指導・援助  評価 (期待する生徒の姿) … 評価 (期待する生徒の姿)

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学習内容

教師の指導・援助 円錐の模型を提示し、様々な方向から観察してみるように促す。
教師の指導・援助 「立体を平面に表すにはどのように描けばよいか」と問いかける。
学習内容 既習の内容から、展開図で表すことを考える。
学習内容 展開図以外に、見えた状態をそのまま描くことを考える。
教師の指導・援助 見えた状態がおよそわかるように描かれた図を「見取図」ということを説明する。
教師の指導・援助 動的幾何ソフト「 Cabri 3D 」を紹介し、概要について説明する。
教師の指導・援助 Cabri 3D で円錐の見取図を描くことを課題として据える。
《課題》
Cabri 3D で円錐を描いて観察しよう。
学習内容 Cabri 3D を操作しながら、円錐を描く。
教師の指導・援助 任意の空間に点をとるには、空間概念が必要であり、難しい。時間をかけて丁寧に教えながら、十分な時間を確保する。
学習内容 描かれた円錐の頂点を移動させたり、回転させて様々な方向から観察したりする。
評価 Cabri 3D で円錐を描く。

<付記>
この授業では、 Cabri 3D の特徴や、基本的な操作方法を理解することを目的とするため、できるだけ自由に操作できる時間を確保し、生徒のニーズに応じて指導に当たることを大切にする。

予想される生徒の反応

横から見れば三角形に見える。
上(下)から見れば円に見える。
立体を平面上に表す一つの方法として、展開図がある。
展開図の他に、見えた様子がそのままわかる絵のような表し方もあるはずだ。
円錐を見取図で表してみよう。
Cabri 3D を使えば、円錐を描くことができそうだ。
《課題》
Cabri 3D で円錐を描いて観察しよう。
平面上に円を描く方法はわかったが、頂点をどのように決めればよいのかわからない。
自分では頂点をとったつもりでいるのだけれど、底面と同じ平面上に点があるようだ。
cabri3D 円錐を描くことができた。
cabri3D 点を辺上で移動させると、全体も変形される。
円の大きさを変えることもできる。
自由に回転させながら観察することができて、とても都合がよい。


なお単元構成および授業展開、ワークシートの著作権は新井 仁(所属:長野市立柳町中学校)に帰属しております。

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